慶応元年創業の歴史を刻みつつ、常に前向きな酒造りを続ける境港の老舗酒蔵「千代むすび酒造」。日本酒の海外輸出を手がけ、境港の本店にはお酒を愉しむ立ち飲みスペースを併設するなど、日本酒文化の発信に取り組んでいます。鳥取の酒米「強力」を使用した銘柄でも、精米歩合によって味わいが異なることを教えてくれます。「純米大吟醸 強力40」は4割まで精米したもので、穏やかな香りと上品なコクが特徴。バランスのよい味わいは食中酒に最適。お燗や冷やで味の変化を楽しんでみるのもおすすめです。

鳥取砂丘に隣接する福部町のらっきょうは、色の白さとシャキシャキとした食感が人気。「“らっきょう＝付け合せ”じゃないものを作りたい！」という生産者の思いを形にしたのが「福ノ誉」シリーズ。厳選した調味料を混ぜ合わせ、試行錯誤の上、３種類の味が完成しました。ご飯はもちろん、サラダや、お肉料理の調味料としてもよし。食卓が楽しくなるお好みのアレンジ方法でお召し上がり下さい。

全国屈指の紅ズワイガニ水揚げ量を誇る境港からお届けするのは、カニの風味をぎゅっと閉じ込めた香味油。紅ズワイガニの肩肉と足を使用し、カニのエキスを抽出して作っています。スープの香り付けに一滴、マヨネーズや醤油と混ぜてドレッシングを作ったり、パスタソースに使ったり、楽しみ方はさまざま。ご自宅で手軽にカニの風味を再現できます。蓋を開けた途端に香るカニの奥深い風味が、料理を贅沢に仕上げてくれます。

地元で愛される洋菓子店「パンドラの箱」がつくる「ラクダの足あと」は、のんびりと砂丘を歩くラクダ、風紋に残されたその足あとを思い描きながら焼き上げたラスクです。おいしいラスクの決め手はおいしいパン。自社のパン工房で専用バゲットを焼き上げているため、一味違うサクサクの食感、香ばしさにやみつきになること間違いなし。手土産にも、自宅でのおやつにもぴったりです。

砂丘の砂で栽培された「砂丘ごぼう」は土臭さがなく香り高いのが特徴。そのおいしさに感動した公立鳥取環境大学起業部の学生が、鳥取廣信青果と「砂丘ごぼう」のおいしさを広める商品を共同開発。粉末にした「乾燥砂丘ごぼう」に、おからの素朴な味わい、チーズの濃厚な風味を加え、ワインにぴったりなお菓子に仕上げました。星空のきれいな『星取県』のおいしい流れ星を、お土産に持ち帰ってみてはいかがでしょうか。

鳥取県倉吉市にある窯元「国造焼」。近所にある“こくぞうさん”と呼び親しまれた伯耆のみやつこを祀った大将塚にあやかり、名づけられました。四代目の山本佳靖さんが作陶する器はシンプルで洗練されたデザインが印象的。鳥取砂丘の風紋を表現した「白風紋そばちょこ」は、幻想的な風景を日常に溶け込ませてくれます。そばちょこに限らず、小鉢やコーヒーカップなど、その人の暮らしになじむ使い方をしてほしい―手にとると、窯元のそんな思いを感じる器です。

鳥取県中部の山間に約８５０年続く歴史ある三朝温泉。「藤井酒造」は、風情漂う温泉街の一角で、江戸時代より続く酒蔵です。吟醸酒と同じように丹精に米を磨き、雑味を取り除いた酒蔵手造りの甘酒は、驚くほどクセがなくお米だけの自然な甘みが特徴。地元三朝町の米と米麹を、三朝温泉の水で仕込んだこだわりの品です。ノンアルコールでお子様もお飲みいただけます。甘酒が苦手、そんな方もぜひ一度ご賞味下さい。