約1300年前に編纂された古事記。そこには手間山の麓で一度は絶命した大国主命（オオクニヌシノミコト）が、比賣神、きさがい姫とうむぎ姫の治療で蘇生し復活したという神話が記されています。その治療の際に使ったとされる「清水井」の湧水。この清水井が流れ込む水田だけで栽培した古代米サヨムラサキを使用し造られた神話の薫る清酒です。思わず目を奪われる淡いピンク色に女性好みのフルーティーでスッキリとした味わいが特徴です。

鳥取県はその星空の美しさから別名「星取県」とも呼ばれています。米子市の老舗和菓子屋のいけがみが、星取県をイメージした手作りもなか「星取物語」を作りました。甘さ控えめの餡は、主に北海道産の小豆を使用しており、抹茶餡には大山の麓で栽培された抹茶を使用しています。瓶に入った餡を好きなだけすくって、パリパリの星型の皮に詰めたら出来上がり。コロンと小さめで、お子様や女性へのお土産に喜ばれます。

島根県安来市広瀬に工房を構える方円窯。窯主の亀尾 志郎さんは高校卒業後、茨城や京都で修行を重ねた後、マレーシアでも一年間作陶。そして昭和54年に方円窯を開窯されました。掻落し（陶磁器の装飾方法で、表面を削り模様を描くこと）の技法や、鉄絵で描かれる伸びやかな草花文など、培った技術と独創性で生活陶器をメインに製作しています。「草文様長角皿」は、鉄を混ぜ込んだ釉薬で描いた草文様と落ち着いた雰囲気が魅力です。

雪解けの名水、源流のふもと日南町で新鮮野菜を栽培し加工品を手掛ける松尾農園。「おいしいたけドレッシング」は、栽培された原木しいたけ、紫アスパラを使用した醤油ベースの和風味。しいたけの香りと旨味が食欲をそそり、コリコリとした食感はお料理のアクセントに。サラダのドレッシングとしてはもちろん、野菜炒めやお肉料理にも万能調味料としてお使いいただけます。

奥出雲の気候風土に育まれた仁多米玄米を自家焙煎し作られた「焙煎玄米ひとくちクッキー」。奥出雲の伝統と暮らしを築いてきた「たたら製鉄の炎」と「米づくり」を融合させ、玄米を炎で焙煎して作る焼き菓子が生まれました。玄米の香ばしさ引き立つプレーン、地元産醤油を使った甘辛い生地に焙煎玄米の粒をのせたあま醤油味、出西生姜の辛味と上品な甘さが特徴の出西生姜味の3種類をご用意しました。

大東町では、松江城藩主の松平不昧公がその地で一服したお茶に感動し、お茶の栽培に励むよう命じたと伝えられています。「8 orochi」は、240年もの歴史を受け継いだ大東茶をこだわりの地元食材と掛け合わせました。茶葉と食材それぞれの風味を引き出すため、茶師が試行を重ねたブレンド茶です。神話ヤマタノオロチにちなんだ名を冠し、お土産にぴったりです。