島根県松江市八雲町で、全ての工程を手作業にこだわり生産される手漉き和紙の出雲民藝紙。近年、手漉き和紙を活用する機会が減り、後継者や原料、紙漉き道具の作り手の減少が課題となっています。この大切な文化を守り、出雲民藝紙を未来につなぎたい強い想いから、atelier Haruiroでは、和紙の新しい使い方の提案としてアクセサリーを製作しています。原料の植物の特徴を活かして、丁寧に手作業で作られる作品はどれも世界に一つだけの一点物。和紙のモチーフはとても軽いので、耳が痛くなりにくいのも魅力。手作りの温もりや、やわらかな質感が伝わる新しい出雲民藝紙の姿です。

国引き神話の舞台、島根半島の漁村で働く男たちが手塩にかけて丁寧に育てた「くにびき鮑」。カゴ吊り養殖で地元の特産品でもある海藻類を与えて育てられた鮑は、弾力がある食感が特徴です。塩辛はシンプルに食塩だけでしっかりと味付けし、後味に磯の風味が広がります。アヒージョはあわびの塩辛にオリーブオイルとにんにく、鷹の爪を使って風味をつけ、スペイン料理風に食べやすく仕上げました。ご飯にのせてもよし、ワインや日本酒のおつまみとしてもお召し上がりいただけます。

松江市本庄地区は県内でも有数の西条柿の産地です。中海からの潮風と寒暖差のある土壌で栽培された西条柿は鮮やかなオレンジ色で、甘みが強く、渋抜きした合せ柿は、進物用として全国から注文が入るほどの人気があります。本来、日持ちさせることが難しいこの合せ柿を、フリーズドライに仕上げることで長期保存を可能にし、より多くの方に提供できるようになりました。柿の色、味、香りなどを損なわず素材そのものの美味しさをお楽しみいただけます。フリーズドライならではのサクサクとした食感で、おやつとしても、ヨーグルトにトッピングするのもおすすめです。

契約茶畑で丁寧に育て、経験豊富な茶師が厳選した高質な茶葉。その選び抜かれた茶葉を独自の製法でブレンドし、誰にも真似のできない味を作り上げました。封を切ると芳醇な茶葉の香りが漂います。「朝のお茶」は忙しい朝でも手軽に淹れられる熱湯玉露で、まろやかな味わいが特徴。「昼のお茶」は煎茶の持つ旨み・甘みを強く感じられる、午後のティータイムにぴったりのお茶。「夜のお茶」は紅茶のように香り高く、やさしい甘みが特徴のウーロン茶。その日の疲れを癒やしてくれます。家で過ごす時間が増えた今、日常のシーンにあわせてお茶を淹れる時間を楽しんでみてはいかがでしょうか。

明治７年創業、城下町松江の宍道湖湖畔に蔵を構える國暉酒造。宍道湖に臨む仕込蔵は松江藩主松平家の土蔵を譲り受け、移築改造したもので、数百年の大梁の下、造り続けられた酒の系譜が今日の國暉の味わいになっています。「無濾過純米吟醸 國暉 ７２０ｍｌ」は厳選された島根県産の酒造好適米「佐香錦」を活性炭素濾過を行うことなく瓶詰めしています。濾過することで奪われてしまう「佐香錦」本来のシャープでキレのある風味を最大限に残し、心地よい喉越しを感じさせる辛口に仕上げました。冷やすとキリッと、燗をするとまろやかな味わいをお楽しみいただけます。

2015年に国宝に指定され、山陰随一の名城として知られる松江城。この歴史的価値の高い松江城を多くの方にもっと知ってもらおうと「松江城最中」は誕生しました。皮には松江開府の祖、堀尾吉晴公が数々の功績により豊臣秀吉から賜った「分銅紋」をあしらい、中には、丁寧にふっくらと炊き上げた大納言小豆がたっぷり詰まっています。皮はパリッと香ばしく、あんの甘みが口の中いっぱいに広がります。日本茶や珈琲にはもちろんのこと、ウイスキーとも相性がよい絶品最中です。