「しまねおおなんチーズ工房」は中国山地の中心に位置しています。豊かな自然の中で大切に育てられた乳牛から収穫した新鮮な生乳だけを使用し、徹底的な品質管理の下、丁寧に手作りされています。地元の老舗醤油屋「垣崎醤油店」ののどぐろだし醤油を使用したチーズは、口に入れると旨味とだしの風味がほんのり香ります。すっきりとした日本酒やワインのお供としてそのまま食べたり、少し焼いてバケットの上にのせて食べるのもオススメです。

人口5,000人にも満たない山あいの町「美郷町」では、農家の田畑を荒らす猪を、害獣ではなく地域の資源として活用しようと町ぐるみで取り組んでいます。食肉加工されたイノシシ肉を多くの方に味わっていただきたいと、こだわりのレシピでイノシシ肉を煮込みました。8種類のスパイスにトマトの酸味とピーマンの苦みが混ざりあう「スパイス煮込み」、じっくり炒めた玉ねぎと黒ビールのほろ苦さが大人な味わいの「黒ビール煮込み」の2種類をご用意。島根の山あいの町に思いを馳せながら、食卓を彩る一品をお楽しみください。

温泉と陶土に恵まれた島根県温泉津。複数の窯が連なる登り窯で、現在も年２回の「やきもの祭」で火入れが行われています。民藝運動の流れをくむ「椿窯」では、河井寛次郎が好んだ青い「呉須（ごす）」、赤い「辰砂（しんしゃ）」の釉薬を用いた食器を作陶。50年前から愛され続ける「面取り湯呑み」は、淡い色合いと、手にしっかり馴染むようこだわって作られた形が魅力。日々の暮らしの中に『用の美』を添え、心を豊かにしてくれます。

「雪香」はシュワシュワとした軽やかな口当たりが心地よい発砲清酒。創業明治29年と歴史ある蔵元「一宮酒造」が、若い方にも日本酒を身近に感じてもらえるようにと考案したお酒です。シュワシュワの正体は、独自の瓶内二次発酵技術で発生させた炭酸。通常の日本酒よりアルコール度数が低いため、気軽に日本酒を楽しむのにぴったり。ストレートのほか、ロックでもおいしくお召し上がりいただけます。

標高1,000ｍの山々に囲まれた道の駅とんばら内で営業する森のカフェ「ラムネMILK堂」。人気のドーナツは油で揚げず焼いて仕上げるため、ふんわりとした食感が特徴。使用する素材は、「木次ファーム」の新鮮な卵や、町内産のはちみつ、きな粉など、県内産にこだわっています。なかでも自慢の5種類の味（プレーン・酒粕・はちみつくるみ・黒蜜きなこ・抹茶）をセットでお届け。トースターで温めると焼きたての食感を楽しめます。箱入りなので手土産にもおすすめです。

縁結びの地出雲にある「出雲国大社食品」では、昔ながらの製法でじっくり手間をかけて野焼きや練り物を作っています。魚の加工のプロが作ったアヒージョは、脂がのって旨味たっぷりの島根県産のハタハタとのどぐろを使用。この旨味を活かすため、シンプルに食塩のみで味をつけ、にんにく・赤唐辛子と一緒にエキストラバージンオリーブオイルに漬けました。中身を温めてそのままでも、魚の旨味がしみ込んだオイルと一緒にパスタに絡めてもおいしくお召し上がりいただけます。