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泉と陶土に恵まれた島根県温泉津。複数の窯が連なる登り窯で、現在も年2回の「やきもの祭」で火入れが行われています。民藝運動の流れをくむ「椿窯」では、河井寛次郎が好んだ青い「呉須(ごす)」、赤い「辰砂(しんしゃ)」の釉薬を用いた食器を作陶。50年前から愛され続ける「面取り湯呑み」は、淡い色合いと、手にしっかり馴染むようこだわって作られた形が魅力。日々の暮らしの中に『用の美』を添え、心を豊かにしてくれます。
 
【アクセスについて】
●椿窯のアクセス/JR温泉津駅から車で約3分
●島根県大田市温泉津町温泉津イ3-4