Selection
STORY
鳥取県内産の生乳で手づくりされる、真っ白でフレッシュなナチュラルチーズです。

鳥取県鳥取市[TOTTORI CHEESE GARDEN]
日本海側に鳥取砂丘が広がり、砂像彫刻を展示する世界で唯一の「砂の美術館」を有する鳥取市は、鳥取城跡が国の史跡に指定される旧城下町であり、落ち着いた雰囲気のする県庁所在地。JR鳥取駅から徒歩5分ほどのエリアには、鳥取民藝美術館などもあるとても興味深いまちです。


「TOTTORI CHEESE GARDEN」さんは、県庁や鳥取城跡からも程近いスーパーマーケットの入口近く、その駐車場の片隅にある可愛いお店。目印は、よく晴れた青空をイメージするディープスカイブルー色のドアと軒先テント。自家製チーズを使ったパンやピザ・パスタなどのランチからスイーツまで、楽しいメニューが揃うカフェ。その店頭のショーケースでも販売されている真っ白なナチュラルチーズをご紹介します。

モッツァレラの味わいとストリングチーズの食感を併せ持つ、大山ホワイトチーズ!
食のみやこ鳥取県の特産品コンクールで優良賞を受賞!
TOTTORI CHEESE GARDENさんは、鳥取県の自然豊かな大地でのびのびと育つ乳牛たちから搾られた生乳を使用し、製造から販売までを行うチーズ工房。「新鮮な生乳と手づくりの良さを味わっていただきたい!」との思いから、2017年に完成したチーズ工房で、モッツァレラ、ストリング、カチョカバロ、リコッタというラインナップが、ひとつひとつ丁寧に手づくりされています。
TOTTORI CHEESE GARDENさんがこだわるナチュラルチーズとは、搾ったままの何も処理されていない牛のミルク「生乳」を固めて水分を抜き、発酵・熟成させたチーズのこと。搾ったままの生乳ですから、季節によって濃さが違うといわれています。それは一般的に、冬は乳脂肪分が高く、逆に、牛たちが水分を多く摂る夏は乳脂肪分が低くなり、味が薄いと感じることがあるのだそう。
搾りたての新鮮さをなにより大切にするTOTTORI CHEESE GARDENさんでは、季節によって成分調整はせず、「夏には夏の味を、冬には冬の味を楽しんでいただいています」とのこと。

搾りたての生乳の旨みを逃さないように、乳温や乳酸菌、塩などにこだわり、噛むほどに溢れ出るコクと風味が際立つナチュラルチーズに仕上げられています。
モッツァレラチーズとストリング(さけるチーズ)のセット商品「大山ホワイトチーズ」は、「食のみやこ鳥取県特産品コンクール」の加工部門で優良賞を受賞されるほど。
ではここで、受賞時の審査員の方々のコメントが的確なので少しご紹介しましょう。
「鳥取県産生乳100%であり、素材の素晴らしい鳥取県がうまく表現されている」
「本格的なチーズが鳥取県内の原材料でできたことが素晴らしい!」
「大自然を感じるやさしい味です」
「鳥取県産乳製品の良さを県外に広められることを期待!」
どうです? かなりそそられるコメントですよね。

弾力のある食感と、食べた瞬間に広がるミルキーで濃厚な味わいが特徴。フレッシュなミルク感はちょっと感動もの。カプレーゼやマリネ、グラタンやドリアなど、色んな料理で楽しんでいただけます。

ほんのりとしたミルクの風味で、クセのない食べやすさと繊細な食感が特徴。製造の過程で何度も伸ばし織り込むことによって、気持ちよくさけるチーズになっています。まずは、縦にさいてそのままをどうぞ。




日本一の生乳を贅沢に使用して、ひとつひとつ丁寧につくられています!
鳥取県の牛は、牛の健康診断ともいわれる「牛群検定」の受診率がほぼ100%と全国トップ。その結果、鳥取県の牛乳は、体内の炎症や老化などが原因で増える体細胞数が群を抜いて少ないという結果が出ているのだそう。つまり、元気で健康な牛から搾られる生乳だから、体にやさしくておいしいというわけです。
鳥取県の酪農家のみなさんが、土を耕し、良い草をつくり、元気な牛を育ててくださる。こうして大切に育てられた牛たちの生乳を贅沢に使い、ひとつひとつ丁寧に手づくりするのですから、なるほど、おいしいチーズになるわけです。

