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2026.02.18

浜田漁港に揚がる鮮度抜群の魚介に付加価値をつけて他社とは競合しない新しいおいしさを創り広める!

  • 島根県
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  • 加工品/ 調味料
  • 海の幸
浜田漁港
ギョりんとう かに・のどぐろ・いか

山陰を代表する海産物「かに・のどぐろ・いか」の粉末を生地に練りこみ、海産物の風味がする焼きかりんとうです。

商品詳細
島根のどぐろ炙り漬け丼の具 5食セット

島根県の高級魚「のどぐろ」を炙って脂のジューシーさを引き出し、奥出雲・森田醤油のまろやかな木桶熟成醤油にじっくり漬け込みました。温かいご飯にのせるだけで、贅沢な丼が楽しめます。

商品詳細
あごごま3種セット

あご(飛魚)とゴマが主原料のソフトふりかけです。魚の骨まで粉砕して使用し、素材の旨味を大切に仕上げました。
しっとりソフトな食感で、お子様からご高齢の方まで幅広くお楽しみいただけます。

商品詳細


日本海に面した天然の良港として知られる北部エリアと、中国山地が連なる南部エリアが広島県に隣接する島根県浜田市は、古くから海と山の恵みによって栄える豊かな地域です。文化的にも、日本遺産に認定される伝統芸能「石見神楽」が盛んで、昨年開催されたExpo2025大阪・関西万博の大舞台で迫力の舞を披露。総勢55頭もの大蛇による圧巻のパフォーマンスが世界各国から訪れた観客を魅了しました。


今回ご紹介するのは、活気づく浜田漁港で水揚げされる鮮度抜群の海幸を、干物や缶詰などに加工し販売する株式会社シーライフ。お話を伺ったのは、代表取締役社長である河上清貴さんです。

河上清貴

国内で13港だけの特定第3種漁港のひとつ浜田漁港で
2006年に創業した若く頼もしい水産加工会社のいま


(株)シーライフがある浜田漁港は、水産業の振興のため特に重要であるとして漁港漁場整備法の政令で定められた特定第3種漁港。日本には現在、約3,000の漁港があるとされる中で、わずか13港だけが指定されるとても重要な港です。その歴史はとても古く、応神天皇の時代(270年)にはすでに漁場が開かれ、明治時代になって水産の町として急速に発展していったと伝わっています。

シーライフ浜田港水揚げ

こうした歴史ある浜田漁港で、シーライフが創業したのは、2006年のこと。干物を中心に浜田漁港で水揚げされる魚を加工して全国に届ける個人商店としてのスタートでした。

長い歴史ある浜田漁港には、創業100年以上にもなる水産加工会社も珍しくありませんから、20年前に誕生したシーライフは、いわば後発組でした。


シーライフは、創業者である河上清志さんが長年勤めた地元の水産加工会社を退社し独立。「やりたいことを実現するために。コストはかかるかもしれないが、本当においしいものをしっかりつくって浜田の魚のおいしさを伝えていきたい。後発組である以上、老舗さんと同じことをしても始まらない!」そんな熱い情熱を抱いて立ち上げた会社でした。

工夫したのは「他社さんと競合しない魚を使い、さらに付加価値をつけてお客さまに食べていただくことはできないか」ということ。こうして開発されたのが、のどぐろの干物だったのです。

シーライフのどぐろ干物
シーライフ干物

のどぐろは今でこそ高級魚の仲間入りをしていますが、当時は地元の人が煮付けなどにして食べられている庶民の魚でした。

そんなとき、島根県出身の錦織圭選手が、日本人初、全米テニスで準優勝を果たし、帰国後のインタビューで「一番に食べたいのは、のどぐろです!」と発言。日本中の人々がのどぐろを食べてみたいと検索すると、取り扱っていたのはシーライフだけだったという結果。なんとも痛快なエピソードなのです。

着物屋から干物屋への華麗なる転身!
包丁を持ったことのない2代目の挑戦は潔い


清貴さんがUターンし、シーライフに入社したのは2016年のこと。その当初から「干物に代わるものを見つける」ことが使命のひとつだったといい、「もっとおいしいものを! もっと食べやすいものを! もっとおもしろく!」という発想で、常にアンテナを張り商品開発が行われています。


干物もさることながら、他社さんが干物にはならないからと使わない小さいサイズで、2016年に、のどぐろの缶詰を商品化。2018年には自社工場が完成。現在、一番人気の醤油味をはじめ、味噌・オリーブ・水煮というラインナップ。缶詰らしくないポップなパッケージも目を引いてお土産に喜ばれています。

のどぐろ味噌煮


近年のヒット商品は、清貴さんが「鮮度をアピールできる商品がつくりたい」と製造スタッフにオーダーして2年前に開発・販売できた「のどぐろ炙り漬け丼」。一匹一匹丁寧に捌いたきれいな身の皮目をほんのりと炙り、木桶熟成の濃口醤油にじっくりと漬け込んだ上品な味は、朝の情報番組『ZIP!』でも紹介されました。

シーライフ干物商品
シーライフ のどぐろほぐし


また、身が取り除かれた後のアラ骨や内臓は「良い出汁がひけるので捨ててしまうにはもったいない」と、ラーメンのスープにしたり、粉末にしてスパイスや、山陰いいもの探県隊と一緒に開発した「ギョりんとう」にしたりと、次々新しい製品が開発されています。

ではここで、2代目となる清貴さんについて少しだけ。Uターン前、大阪の呉服店で営業をしていたという清貴さんは、異業種からの華麗なる転身を果たした方。魚を捌くより、外に出てお客さまと商談をしたり、浜田や島根の良さを発信するのが得意な2代目です。

「幸いにもといいますか、僕はつくることに関してはあまり興味がなくて包丁も持ったことがありません。ですから、つくることが好きで得意な社員さんにお任せすればいいと決めています」と、なんとも潔いのです。

不得手なことをするよりも「浜田や島根の良さを伝えられるような立ち位置で地域を活性化していきたい。産地の資源と都会の消費者のみなさんを結ぶコーディネーター業でありたい。一般消費者さんに一番近いのが僕自身だと思っています。業界経験が少ないことは、裏を返せば頭が硬くないということ。常に新しい商品と新しい売り方を考えています」と実に軽やかで頼もしいのです。

シーライフ丁寧な仕事
シーライフ丁寧な仕事

シーライフの特徴のひとつは、従業員のみなさんが若く業界経験がほぼ5年未満ということ。だからこそ、魚はこうじゃないと売れないとか、水産加工業はこうじゃないといけないとか、そういう固定観念みたいなものがないこと。確かにそれは大きな強みになっています。

食生活や家庭環境がめまぐるしく変化している中で、時代を先取りし、食文化を提案していくことがひとつの存在意義だというシーライフ。さて、これからも、どんな新しい製品に出会わせてくれるのか、楽しみしかありません。

ギョりんとう かに・のどぐろ・いか

山陰を代表する海産物「かに・のどぐろ・いか」の粉末を生地に練りこみ、海産物の風味がする焼きかりんとうです。

商品詳細
島根のどぐろ炙り漬け丼の具 5食セット

島根県の高級魚「のどぐろ」を炙って脂のジューシーさを引き出し、奥出雲・森田醤油のまろやかな木桶熟成醤油にじっくり漬け込みました。温かいご飯にのせるだけで、贅沢な丼が楽しめます。

商品詳細
あごごま3種セット

あご(飛魚)とゴマが主原料のソフトふりかけです。魚の骨まで粉砕して使用し、素材の旨味を大切に仕上げました。
しっとりソフトな食感で、お子様からご高齢の方まで幅広くお楽しみいただけます。

商品詳細
株式会社 シーライフ

住所:〒697-0017 島根県浜田市原井町907-2
TEL:TEL 0855–23-3105

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