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STORY
出雲大社のお膝元で茶匠一途に115年一杯のお茶で紡ぐ小さな幸せと心のゆとり
島根県で古来より貴重な健康茶として大事に飲み継がれてきました。高貴な香りとすっきりとした味わいでリラックスタイムをお楽しみください。くろもじとはクスノキ科の香木で”和の香りの王様”と呼ばれています。
商品詳細
日本中のあらゆる神さまが、年に一度、一堂に会する場所があります。それは、島根県出雲市に鎮座する出雲大社。日本最古の神社と伝わる歴史に、見上げるばかりの大鳥居。厳かな松の参道に、日本最古の神社建築様式の国宝・御本殿。すべてが神々しくて特別です。
正門から宇迦橋の大鳥居まで延びる約700mの表参道は「神門通り」と呼ばれ、名物の出雲そば屋さんやお土産店などが賑やかに建ち並び、出雲大社詣でに彩りを添えています。
全国的に10月の和風月名は、神さまの留守を意味する「神無月」ですが、ここ出雲だけは「神在月」と呼ばれています。
そして、毎年、この神在月に、出雲大社へ茶葉を献納される茶舗「茶三代一」さん。1911年(明治44年)12月1日、出雲大社のお膝元で創業され、昨年、115周年を迎えられた歴史あるお茶問屋さんです。JR出雲市駅から程近い場所には、直売店「茶匠 微笑庵(みしょうあん)」があり、出雲大社詣での方々も暖簾を潜ってくださる休息の場所となっています。
「ゆとりある生活は、一杯のお茶から」
「特に私どものお茶で心がけていることは、印象の強さではなく、素材そのものの味を大事にすること。少し薄いと感じる方もあるかもしれませんが、飲み進めることで後味が心地良く残り、その後味で素材の味を感じていただける、そういうお茶であることを大事にしています」とお話しくださるのは、4代目社長・三代朱美さんです。

ではここで、社名の「茶三代一」を見て、なんと読みましたか? 答えは「ちゃさんだい」!
まずは、こうした社名の所以から伺いました。
「創業時の社名は、初代の名前から(株)三代一男商店でした。お客さまからは”お茶の三代(みしろ)”ということで”お茶の三代(さんだい)さん”と親しみを込めて呼ばれていましたが、本社移転を機に社名を変更することとなり、(株)茶三代一となりました」と三代さん。
そこには、こんな思いが込められていました——。
三代で終わってしまう印象があるのは寂しいから。長く横に引く「一」を足して次代に末長く続きますように。こうして、直接は読まない置き字「一」を足し、「茶三代一」とされたのです。
また、「初代の名が”一男”、父である先代が”一美”ですので、”一”には縁が深いようです」ともお話しくださいました。
茶三代一さんが一番大事にされている言葉に、「ゆとりある生活は、一杯のお茶から」があります。
この言葉には、「慌ただしい日々に一杯のお茶を通じて、心のゆとりをお届けしたい」という思いが込められているそう。
「忙しい毎日の合間にも、誰かのためにお湯を冷ます時間をもち、ゆっくりと茶葉が開き味と香りが広がって、それを急須からゆっくりと時間をかけてお湯呑に移してさしあげる。そこには、お相手に対する思いやりの気持ちが添えられていて、よりおいしいお茶になるのではないかと思っています」と教えてくださいました。
ちなみに、急須から注ぐとき、スーッと早くお茶を出してしまうと味が淡白になるのだそうです。


どうしても、お茶をおいしく淹れるには、適温だったり、時間だったり、決め事があってなんだか難しそう…というイメージもありますが、三代さんはこう付け加えてくださいました。
「確かに煎茶などは、お湯を冷ましてゆっくり入れると甘みが出ます。しかし、忙しい朝などはそうもいきません。ですから、”熱湯を入れて30秒”を試してみてください。シャキッとしたお茶になって、やる気スイッチが入る感じがしますから」と。なるほど、これなら気軽に楽しめそうです。
お茶は工業製品ではないので、その年々で若干味も変化します。
今年はなにが違うのかを考えながらいつもの味に近づけてゆく。
それが一年一年の積み重ねになって今の茶三代一があるのです。

創業当初は、番茶、煎茶、抹茶がほとんどだったという茶三代一さんでは、麦茶やほうじ茶なども加わり、徐々にその商品群はバラエティー豊かになっています。
「お客さまのご要望もありますし、出雲の良さ、島根の良さをお茶にしてみなさまにお伝えしていくという役割も担うべきだという思いから、いろんなお茶を出してきています」と三代さん。
地元産の素材を使ったところでは、有機しょうが紅茶や柿のお茶など、時代のニーズに応えた商品が数々生まれています。


そこで気をつけていらっしゃるのは、「最近は、味の濃いもの、香りの強いものが求められますが、素材のおいしさを生かすことに最も気をつけています。体調がすぐれないとき、味や香りの強いものはちょっと敬遠されてしまうこともあると思うので。”どんな方にも、どんな時にでも、寄り添えるようなお茶を”という考えで商品開発を行なっています」
そして、商品開発の過程では、生産者さんの所へ直接足を運び、畑の状態を見せていただくこともしばしば。「生産者の方が一番ご苦労を教えくださるんです」と感謝と労いの思いも伝えてくださいました。

こうして生まれた商品のひとつが、島根の自然の中で育まれた大地の恵み5種(黒豆、小豆、玄米、大麦、はとむぎ)をブレンドした「五穀茶」です。
さらに、古くから地元で健康茶として飲まれてきた「くろもじ茶」もさらに進化していました。
島根県産のくろもじの葉と小枝を粉砕してティーバッグにしたもので、日本茶というよりハーブティーといった方がぴったり。その良い香りの成分は薔薇と同じで、リラックス効果があるのだそう。
「ノンカフェインなので夜寝る前に飲んでいただくと気持ちよく眠れます。また、少しだけ飲み残して置くと、お部屋に香りがほのかに漂い、翌朝、心地良く目覚められます」とのこと。


長く愛され続けているオリジナル銘茶「八雲白折」から、「くろもじ茶」「柿のお茶」まで、どんな生活のシーンにも寄り添ってくれるお茶に出会える茶三代一さん。島根で採れたもの、出雲で採れたものを、いろんな形でお茶にして提供することをミッションとして、これからも新しいお茶の世界を見せてくださるでしょう。
島根県で古来より貴重な健康茶として大事に飲み継がれてきました。高貴な香りとすっきりとした味わいでリラックスタイムをお楽しみください。くろもじとはクスノキ科の香木で”和の香りの王様”と呼ばれています。
商品詳細