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「いきなり何言ってるんだ!?」という声が聞こえてきそうですが・・・

火山島というと、海底噴火で水面に顔を出した島になったという姿を思い浮かべますが、大根島は違います。

今からおよそ20万年前、地球の奥深くに眠っていたマグマが目を覚まします。

現在、大根島がある所は湿地帯でした。

大根島は陸上噴火で、その後、海面の上昇で中海が出来、頂上部分だけが取り残されて島になりました。

そのような出来方をした島は、火山島とは言わないのです。

地質学的にみても、面白い成り立ちを持った島ですので、一度、訪ねてみてください。

special presenter

門脇 和也



島根県自然観察指導員  日本洞窟学会会員
八束の遺産を守る会

大根島で今年(2022年)でおおよそ57年に渡りガイドを務め、
随一の知識量と熱量で今もなお洞窟をはじめとする地質学を
研究し後世に伝え続ける。