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三徳山三佛寺は、標高889.7mの三徳山にある天台宗の古刹で険しい修験の場。奥の院・投入堂までの参道は非常に険しく、〝日本一危ない国宝〟といわれることで有名です。さらには平成27年日本遺産にも認定されました。投入堂の由来は、役行者が法力でお堂を手のひらに乗るほどに小さくし、大きな掛け声と共に断崖絶壁にある岩窟に投入れたと言われています。これが「投入堂」の語源とされていますが、今もなお建立方法は謎のまま断崖絶壁に優美な姿で佇んでいます。建築は平安時代後期。一部、当時の部材が今も使われています。
【アクセスについて】
●三徳山三佛寺へのアクセス/JR倉吉駅より路線バスで約40分
●鳥取県東伯郡三朝町三徳1010
【WEBサイト】三徳山三佛寺