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熊谷家住宅は石見銀山御料における有力商人の生活の変遷を最もよく示している民家建築です。敷地は1500㎡で主屋と5つの蔵と納屋からなる大規模な民家。古文書によると先祖は毛利家の家臣であったと伝えられ、江戸時代初めから旧銀山町に住み、銀山附役人を務めたとされています。住宅は平成10年(1998)に重要文化財に指定。居間の床下に地下蔵が設けられていて、火災に備えた耐火金庫の用途であったと言われています。
【アクセスについて】
●熊谷家住宅へのアクセス/JR山陰本線仁万駅より車で約10分
●島根県大田市大森町ハ63
【WEBサイト】熊谷家住宅