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八雲本陣(木幡家住宅)は歴代松江藩主の領内巡視の折り、しばしば本陣宿を勤め、明治以降も大正天皇や昭和天皇も訪れた旧家。主屋は1733(享保18)年の建築で出雲地方の代表的な民家として昭和44年に国の重要文化財に指定されました。正面玄関を入り三和士と呼ばれる広い臼庭に立つと、高く太い梁や麻綱を使って開閉する青海波文様の引窓が見えます。松江藩の家老朝日丹波の旧邸を移築した「朝日丹波の間」や明治40年の大正天皇行啓の折りに行在所として新築した「飛雲閣」など敷地約1,200坪、部屋数40を超える広大な大邸宅です。年間を通して屋敷内を見学できます。
【アクセスについて】
●八雲本陣へのアクセス/JR宍道駅から徒歩5分
●島根県松江市宍道町宍道1335
●電話/0852-66-0136
【WEBサイト】松江観光協会宍道町支部