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大山の中腹に鎮座する大神山神社奥宮は全国最大級の壮大な権現造りで、麓に鎮座する大神山神社本社は、平野の中に六千坪の境内と湧水、それに神苑を持ち、いずれもその神徳により多くの方々に崇敬されてきました。
大神山神社奥宮は、もともと山岳信仰の対象であった大山に修験者が登り、海抜九百米超のところに修験の場として簡単な遥拝所を設けるようになったのがそもそもの始まりとされています。その後平安期になって、冬季の奥宮では祭儀が行われにくいので、ふもとに冬宮を作り、夏期は大山の夏宮、冬期は下の冬宮にて祭儀が行われることとなったそうです。
自然石を敷きつめた700mの参道の長さ、国内最大の権現造りの社殿、幣殿の白檀の漆塗りの荘麗さと、大神山神社奥宮には三つの「日本一」があり、西日本最大級の神輿があります。
【WEBサイト】大神山神社