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創開は、平安時代寛平6年(894年)、一畑山の麓、日本海の赤浦海中から漁師の与市(よいち)が引き上げた薬師如来をご本尊としておまつりしたのが始まりで、与市 の母親の目が開いたり、戦国の世に小さな幼児が助かったことから、「目のやくし」「子供の無事成長の仏さま」として広く信仰されています。武家の時代には歴代の領主の祈願所として寄進・安堵を受け、ゆかりの品々も数多く残されていて、千百年余り、8万坪の境内はご真言を唱えお百度を踏む信者の姿やたくさんの参拝者で賑わっています。
【WEBサイト】一畑薬師