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兄神たちに騙されて、真っ赤に焼いた大岩に潰され命を落とした大国主(オオクニヌシ)が、それを悲しんだ母神とふたりの女神の力によって生き返ったとされる日本神話。それが「大国主の再生神話」です。この神話の舞台となった「伯伎國之手間山本」=「ほうきの国の手間の山本」を現在地として祀られているのが、鳥取県南部町の赤猪岩神社です。大正6年創建の久清神社と要害山山頂にあった赤猪神社が、大正9年に合祀され現在の赤猪岩神社となりました。お社は最も古い神社建築様式の大社造です。
【WEBサイト】南部町役場